こうして米は運ばれる
昭和34年(1959)/カラー/31分
企画:日本通運㈱ /製作:産経映画技術研究所
<製作スタッフ>
製作:吉田長治・斉藤久/脚本:吉見泰/構成:田中喜次/演出:森田実/撮影:入澤五郎/音楽:小杉太一郎/照明:高橋壱雄/進行:武田つとむ/録音:東京テレビセンター/動画:日本アニメーション/現像:東洋現像所/監修:食糧庁
<内容>
旧食糧庁・日本通運・旧国鉄が協力して行なっていた政府米輸送の様子を、全国各地にロケを行い紹介した作品。
米の買入れ検査、生産県から消費県への米の輸送計画と運送命令のようす、日通本社から全国の支店へ運送命令を送付するテレタイプ、政府指定倉庫からの倉出し、人担や馬背、牛橇、川船、トラックなどによる米俵の搬出、新発田駅での米の積み込み、操車場での入替、貨物列車による米のピストン輸送、隅田川駅・秋葉原駅での荷役のようす、消費地への輸送の風景などが記録されています。山間の村(新潟県山古志村、小千谷、秋田県鷹ノ巣など)、水郷地帯(佐原・潮来)、港(新潟港)、冬の豪雪地帯(山形県庄内地方)、離島など各地にロケを敢行。当時の米穀輸送のしくみをわかりやすく紹介。